2006.10.13 (Fri)
淋しい狩人
| 淋しい狩人 宮部 みゆき (1997/01) 新潮社 この商品の詳細を見る |
この物語は、古本屋「田辺書店」を舞台に展開するどこにでもいそうな人たちがどこにでもある本とのかかわりから始まるミステリーでした。
この本も以前紹介したステップファザー・ステップと同様に、ほっと一息ついて読み終えることが出来る本です。
ただ、読み進めていくと気がつくかもしれませんが、この本に収録されている事件は、結構現実的で冷たい、暗い事件でした。しかし小説をただの物語として読んだときには気づかないくらい、冷たさ、暗さを感じさせない文章力をもった彼女が書く作品をもっと読んでみたいと思いました。
2006.10.07 (Sat)
ステップファザー・ステップ
| ステップファザー・ステップ 宮部 みゆき (1996/07) 講談社 この商品の詳細を見る |
私が宮部みゆきに出会ったのがこの本でした。ちょうど旅行に行くときに持参したのがきっかけです。ひょんなことから stepfather=継父 にさせられた泥棒と双子が主要なキャストとなる(これだけでも、想定しただけでおもしろそうだったんです。)するコメディ・クライムの小説でした。それぞれ7つの事件にわたって出会いから、仲良くなって、でも不安になって、吹っ切るという感情の流れもあわせて一つのお話だったんです。
書中から引用
≫行くべきところに行き着く。だからそれまでは、流れのままに気楽にしていこう。
それで充分、俺たちは幸せなのだから。≪
という文章にも表れているように、読み終えてから何ともいえないほっとした気持ちにさせる物語でした。
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